ひまわりこども園のとりくみ
ひまわりこども園の保育
ひまわりこども園の食育
ひまわりこども園の教育
負担軽減

保 育

ひまわりこども園の保育

少人数だからこその全員保育

子どもの様子を一番知っているのは担任です。
当園では開けた保育室で少人数を子どもをお預かりして保育をしていますので、担任だけでなく、他のクラスの先生もその子の「いつも」を知っています。担任だけでなく、園の先生全員が、子どもが「いつも」と違うのかどうかをチェックしているので安心です。
また、子どもにとっても担任の先生だけが安心できる相手というわけではありません。子どもにとって、園の先生全員が安心できる相手になります。
開けた保育室と少人数保育は、0~2歳児にかけては安全に心と体を育むのに最適な環境だと考えています。

食 育

ひまわりこども園の食育

給食から文化を学ぶ

ハンバーグやスパゲッティ、ポテトフライ・・・子どもたちは洋食が大好きです。
給食では子どもたちにお腹いっぱい食べてほしいけれど、さまざまな国の多様な食事にも触れてほしいとの思いから自園給食を行い、色々な国の食事をバランス良く提供しています。

こだわりの食材

これからすくすくと成長していく子どもたちの口に入るものだから、こだわりの食材を使用したい。
その思いから、ごはんには金芽米を使用し、お野菜は可能な限り国産食材、特に地場産の野菜を使用するよう心がけています。

教 育

発達に応じた教育

近年、乳幼児期における教育が非常に重視されていることから、早い段階から読み書きや計算を学ばせるといった取り組みも散見されます。
しかし、当園では発達段階に合わせた適切な教育を意識しています。
あまりにも早期の詰め込み教育は、その時期では目覚ましい発達をしたようにみえますが、子どもたちの意欲を失わせ、自ら学ぶという姿勢を養うことができません。
むしろ、発達段階の興味に応じ、子どもたちの「やりたいこと」をサポートできる環境をつくってあげることが、将来的な学ぶ意欲を養うことにつながると考えています。

ひまわりこども園の教育

負担の軽減

子育ては社会全体で行うもの

核家族化が進み、まわりの大人たちみんなで見守りながら育てるといった社会的な子育ての環境は失われつつあります。
それでも、社会的な子育ての重要性は失われてはいません。0~2歳という、外からの刺激を受け止め、どんどん学んでいく時期には、保護者だけでなく、様々な大人のかかわりによる色々な刺激を受けることが必要です。
ただ、誰かのみが極度に負担を感じるようなかかわりは避けるべきです。保護者のみが負担に感じることも望ましくないですし、保育者が負担になるのも良くありません。もちろん子どもが負担に感じるのはあってはならないことです。
当園では、「こども・せんせい・ほごしゃ・かんきょう」の4つの観点から負担を減らせるような取り組みを行っています

お昼寝コット

おたより・欠席等連絡アプリ

お昼寝コット

お昼寝コットとは、乳幼児用の簡易ベッドで、以下の写真のようにして使用します。

お昼寝コットは2022年4月より導入し、以下のように負担を減らせています。

子ども

①衛生的に過ごせるようになった。
お昼寝コットはポリエステルのネットを張っているだけです。また床とは離れているため、お昼寝布団に比べてダニやホコリの心配が少なくなり、気管支喘息やアレルギーのリスクが下がります。
また、子ども達同士の距離をあけやすいため、感染症などの拡大防止にも役立っています。 

②夏は涼しく、冬は暖かい
お昼寝コットは床と体の間に空気の層を作ります。そのため、夏は風が通って涼しく、冬は床の冷気が伝わらず快適に過ごすことができています。

③睡眠の質の向上
お昼寝布団の時と比べると、全体的に子ども達の入眠が早くなったり、途中で目覚めることが減っているようです。自分だけのベッドで快適に過ごせていることが睡眠の質の向上につながっているのかもしれません。

保護者

①登降園時の負担が減少した。
お昼寝布団のときは、週の最初に敷布団と掛け布団を抱えて登園し、最後の登園日にはそのお布団を持ち帰る必要がありました。お昼寝布団はかさばり、重さもあるため、保護者の皆さまは負担に感じられていたと思います。
また、布団を持ち帰った後も洗濯や物干しなどが必要で、子どもに寄り添う時間が減ってしまっていました。
これに対し、お昼寝コット導入後は、お昼寝布団に代えてコットシーツとタオルケットなどの掛物のみを準備すればよいため、登降園時の負担が大幅に減少しました。
また、洗濯についてもそのまま洗濯機で洗えるため、子どもに寄り添う時間を確保することができます。

保育者

①お昼寝準備の負担が減った
お昼寝布団の場合、床にマットを敷いたうえでお昼寝布団を一つ一つ並べるという作業が必要でした。お昼頃というのは給食やトイレ、お着替えなど非常に忙しい時間帯なため、同時並行的にお昼寝布団の準備をするのは負担になっていました。
これに対し、お昼寝コット導入後は、重ねたお昼寝コットのカバーを外し、すでにコットシーツやタオルケットがセットされたお昼寝コットを並べていくだけ。非常にスムーズに準備ができるようになりました。

②清掃が簡単に
お昼寝布団では、おねしょなどで布団が濡れてしまうと対処が非常に大変でした。
お昼寝コットはポリエステルのネットとフレームからできているため、そういった場合でもコットシーツなどを清掃し、お昼寝コットを水拭き・アルコール消毒をするだけで対処できるので簡単に対処できるようになりました。



おたより・欠席等連絡アプリ

当園では、2022年4月よりおたより・欠席等連絡アプリとして学研の「hugnote」を導入しています。今までもメール配信でのおたよりは行っておりましたが、スマホアプリを導入したことにより、以下のように負担が軽減されました。

保護者

①スムーズに園からの連絡を受け取れるように
メール配信の方法では、迷惑メール等の設定により園からのおたよりを受信できないことがありましたが、アプリでは通知という方法にスムーズに園からおたよりがあったことを確認できるようになりました。
メール配信の方法による受信も可能なため、希望者はメール配信でも受信しています。 

②園からのおたよりの内容をいつでも確認できるように
園だよりなど、その月の予定を確認したいときにすぐに確認できるようになりました。給食の内容も配信しているため、お買い物の際に給食内容を踏まえて食品を選ぶことができるなど、いつでもおたよりを確認できるメリットを活かすことができています。

③園での生活の写真を気軽に見ることができるように
今までは、大きな行事などではプロのカメラマンの撮影した写真を購入できたり、特定の行事の際に掲示を行うなどしていましたが、それを超えて普段の生活を写した写真を見る機会はあまり多くありませんでした。
本アプリを導入した結果、不定期ですが、保育中を撮影した写真はアプリに掲載され、気軽に見ることができるようになりました。気に入った写真があれば購入することも可能です。

保育者

①お知らせを見たかを確認できるようになった
臨時休園に伴うお迎えなど、急いで保護者の皆さまにお知らせを知ってほしい時に、どの保護者の方がお知らせを見ていないかを園側で把握することができます。今まではメール配信でお迎えを把握している保護者の方にも電話連絡をする必要があったのが、なくなりました。

②活動報告を写真入りでお伝えできるようになった
特別なことがあった日には、黒板の文章だけでなく写真などでも保護者の皆さまにお伝えしたいと思っていましたが、その日すぐに写真を準備するのは大変で先生らの負担にもなるため、実現できていませんでした。
アプリの導入により、不定期ではありますが写真をつけて活動報告をすることができるようになりました。

③紙のおたよりの削減による事務作業の減少
メール配信では、送信できる文字数に制限があることなどから、紙でお渡しするしかないお知らせも多かったです。
しかし、本アプリの導入により、文字制限がなくなったため、今まで紙でお渡ししていたおたよりもアプリの配信によりお知らせすることができるようになりました。
その結果、おたよりの封入作業やチェック作業を割くことができ、その分保育に集中することができるようになりました。

環境

①紙資源の浪費を解消
今までは紙による必要のないおたよりも、メール配信の制限から紙でお渡ししていました。しかし、アプリ配信によることで紙の使用量を削減することができました。